頭金と予備費
2割の頭金はあったほうが得
マンションを購入するときには、少なくともマンションの価格の2割以上の「頭金」が必要です。
住宅ローンを貸し出す多くの金融機関が、融資割合を住宅価格の8割程度としているから。
もちろん金融機関によってはそれを超えて貸し出すケースがありますが、なるべく頭金を増やしてローンの負担を少なくするほうが得なのは明白です。
5,000万円のマンションを購入するときには、1,000万円以上の頭金をなんとかすることになります。
マンション購入時の予備費
マンション購入時に要るお金は頭金だけではありません。
予備費ともいえるいろいろな現金が必要です。
火災保険や地震保険などの保険料、住まいの取得に伴ってかかってくる登録免許税や不動産取得税などの税金、住宅ローンを借りるときの手数料などに充てるお金です。
この予備費の目安は、一般に新築住宅を購入する場合は住宅価格の3%〜5%程度、中古住宅を購入する場合は5%〜10%程度といわれます。
ほかにもかかるお金があります。
引っ越し費用や、新居の家具や調度品購入費。
いままで使っていたものはサイズも見た目も新居にそぐわない場合が多いでしょう。
買い換の場合は仮住まいのためいったん賃貸住宅を借りることもあり、そうなれば賃貸料が必要になります。
結局、予備費分は頭金とは別にマンション価格の1割程度を見積もっておくべきでしょう。
かなり大きな金額となるはずです・・。